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アパレル不況っていうけど、それって、ファッションが自由になったってことですよ。

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最近、アパレル業界に関していろいろな議論が目に付くので、僕なりにまとめた内容をエントリー。(業界内は、まだざわざわしてるみたいですーっ)

 

現在

 

お洒落を楽しむという行為がお金をかけずできるようになった一方で、ファッションがエスタブリッシュな人達だけの高度な遊びではなくなりました。

 

以前は流行着にお金をかけることで、エスタブリッシュな人達と自分との距離をつめることができたので、ラグジュアリー全盛時は洋服にお金をかけることがカッコイイとされてきました。

 

が、ファストファッションの台頭で、ファッションが多くの人にとって身近なモノ/コトになり、大衆化したことで、流行に身を包む行為が、自身の価値を引き上げる行為としてはコスパが悪くなっておりまする。

 

そして、今は、いろんな自己表現が可能な時代です。

 

 

 自身の価値を引き上げる買い物という意味では、40万のコートを買うよりも、テスラの蓄電池買うほうが「お前イケてんなー」っていうインパクトをだせる。

 

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だって家の中の写真撮って、「自分はこんな人間なんだぜー!」って共有できる時代なんだもん。

 

文脈の変化(ブランドの差異)よりも、原理の変革(ライフスタイルの差異)のほうが、人の心にささるから。

 

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これまで、文脈の(ブランド、コラボアイテムの差異)遊びしかできなかったユーザーが、テクノロジーの恩恵で限界費用が下がり、原理で文脈を軽々と超える自己表現さえも可能な時代になりました。

 

海外旅行も安くなりましたね。

 

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今は、ファッションのみならず、さまざまなものから、どんなスマートな選択をしているかが自身の価値を引き上げる(昔で言うエスタブリッシュに近づく)ことにつながってゆきます。(服一点集中という選択も自由です)

 

何(ブランド)を着るかではなく、何を選び、どうお金をつかうか、、。かつて数少ない自己表現手段であった洋服と他のざまざまなものが並列に吟味される時代になったということです。

 

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ファッションをもりあげよう!という意味では、ファッションにお金をかけることがステイタスのある購買行動であり続ける為には何が必要か、服の購買行動の先にある何に投資をしてもらうかを、考えていかないといけない時期だと思います。

 

ファッションに機能性という説得力をもたせた、ギア系の服が売れているのはそのわかりやすい例。

 

知的な購買活動、スマートな選択の評価を可視化する方法やメディア、伝える手段が今現在少ないですが、それらが ファッションの本質を変化させ、より魅力なものに進化させ、お金をかける新しい価値、意味を再発見できる方法につながれば、業界もユーザーさんもハッピーだよねって思います。

 

これは、僕の中でのここ数年のテーマ。(ファッション好きなので)

 

 

他方  ユーザー目線でいうと

 

 ユーザーからすれば、ぶっちゃけ業界が縮小しようが、全然困っていないし、ファッションは安く楽しめるし、あるもの使って楽しい表現やっていくので、こっちわこっちで楽しくやらせてもらってますよって感じです。

 

「今のままで十分楽しい」

 

ですので、今おきてることって

 

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業界がトレンドを活用して作りあげてきた(創り出してしまった)ファッション産業システムがくずれて、ファッションを楽しむという主導権そのものが、ユーザーに渡っただけの話ともとれます。

 

ユーザーの勝利

 

ファッションが自由になった時代。

 

楽しむためのファッションは十二分に浸透しているというわけです。

 

楽しむためのファッション

生活のためのファッション

ファッションビクティムのためのファッション

仕事のためのファッション

 

いろいろなファッションが生まれ、各々が各々のセンスで楽しんでいます。

 

 

 

音楽業界でおきた流れが、結果、ユーザーを潤していることと同じこと。

 

 

 

毎シーズン、トレンドに身を包む、ファッションヘビーユーザーマーケットはマニアなマーケットになりつつあります。(むろん熱狂的な人は居続けますし、ニッチといえど、まだまだ大きいマーケットですが、供給側が多すぎで、現在バランスはとれていません。 ) 

 

話はすこし変わりますが

 

 

ノームコアをトレンドと扱った業界の人は多いとおもいますが、ノームコアは現象であって、これまでのファッションのトレンドの中で新たに生まれた、他業界との間口を広げるスタイルの出現。見た目シンプル云々ではなく、質の高い生活に加えて、身なりにもお金をかけていいものを着ようとしている人達。

 

これからの業界をリードしてゆくのは、自分の裁量でトレンドも自身のくらしも楽しむスキルをもって、スタイルを作っていくことができる人達なんじゃないかなーって思っています。

 

 文化を消費し、すぐにもう終わったとか、トレンドだった、とか言ってしまう風潮そのものを、そろそろ変えていったほうがいいんでない?

 

ノームコア死亡万歳といってる風潮が、良質なユーザーを業界から遠ざけ、業界そのものの首をしめていることに繋がっているのではないのかなーーと。 

 

 

と、業界系のあれこれをそーっと見ながら、トレンドに流されず、トレンドを利用し、楽しみながら我が道を突き進む、絶好調のフイナムさんと、フイナム読者さん、、やっぱ素敵だなぁと思うわけです。

 

 

でわでわ

 

 

S E L F

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