「精神と物質 」と「最近流行りのバイオについて 」と

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2018年。早くも20日がすぎました。

 

VRだ!ビットコインだ!ブロックチェーンだ!ニューラルネットワークだ!。最近ではアンダーカバーが人工知能後の社会に警鐘を鳴らすコレクションを展開して、ますますテック業界がヒートアップし続けているようにみえますが、実はその裏で、数年前からバイオテックというものが、着々ともりあがりを見せています。

 

(写真は全然関係ありません)

 

最近、バイオアートという言葉をよく聞くようになった人もいらっしゃるかとおもいます。いわゆるアートビジネスの文脈とは遠いものなので、アート界も取り扱いに戸惑っている感じがします。初音ミクの心筋細胞つくりました、とか、ちょっとよくわかんないですよね?(僕は好きですが)

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さて、テクノロジーの発達で、生物、物理の真理を解き明かすツールや、画期的な実験方法が生み出され、かつて全世界をまきこんだプロジェクトとして13年間、3千億円かけて、2003年に解読されたヒトゲノム計画と同様のことを、今や100万円で1週間でできちゃう時代になりました。

 

アンジェリーナ・ジョリーで有名になった、個人の遺伝子解析も数年度には日常化しそう。

 

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DIYバイオと呼ばれる文化もはじまっていて、遠心分離機PCR装置などの基本的な実験装置も、渋谷のFabcafeの上に行けば、使う(作る?)ことができる(はず)。最近では ストリートバイオという言葉も生まれています。

 

 

こちら。そして仕掛けているのは、ロフトワークさん。

bioclub.org

 

 

90年代、ストリートのファッション業界が、専門的な技術がなくても、リミックスという手法で新しい洋服をデザインしていた時代と、同じように、生命の神秘をリミックスでクッキングという状況です。  

 

 

食の世界では、オーガニックフードと並んで、 醤油、日本酒など、日本人に馴染みの深かった発酵技術が世界的に注目をあつめていますが、これらも、れっきとした最古のバイオテックです。

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ファッション業界だと、タンパク質から作られた素材『スパイバー』。合成タンパク質で糸を作る競争が世界中ではじまっていて、僕はそっちが今楽しくなっています。 

 

  

そんな中 すげーいい良書に出会いました。

 

 

精神と物質

1993年に発売された本ですが、未だ色あせず、アマゾンのレビューでも最新の評価が更新されつづけています。

  

タイトルにある『精神と物質』のつながりについては、最終章に少しふれられているぐらいですが、立花 隆さんによる超一流のインタビューをとおして、ノーベル賞をとられた利根川教授の道のりを追体験しながら、サイエンティストって何ぞやっ、研究者ってなんぞやってことを受け止め、分子生物学が加速した時代の最低限の知識を同時に身につけることができます。 

 

 

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 分子生物学に興味をもちはじめると、次は量子生物学にむかっていくのですが、細かな世界に近づけば、近くほど、面白いことに、ヒトとは?という哲学や禅の考え方に近づいていきます。

 

 

細胞内の活動が、今ある社会や、世界の広がりと酷似していることにおどろかされ、この社会全体の縮図でもあるようで、国という組織も、細胞活動のただの延長のように感じられます。

 

 

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人間は、進化の過程の偶然の産物で、ただのDNAの入れ物で、自分が生まれたことには、そもそも意味はないと全身で理解したときに。

 

 

ものすごい奇跡の上に生まれたことに、どこかで意味がある。役割が用意されていると信じ、奇跡の上に甘えていた青春時代の自分に赤面しつつ。

 

 

自分が生まれてきた意味のなさを知ることは、ヒトたるは?という問いを強烈に意識させてくれます。

 

 

ヒトが、ヒトであろうと努力し、作ってきた、歴史やつながりの大切さを感じ、真っ白いキャンバスに意味をもたせるために全力で生き、つながりに感謝する。

 

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真理は自分の中にある、とはよく聞く言葉ですが、自らの遺伝子の上にたって、自らを更新する日々。

 

ヒトとしての意味の、そういう解釈も悪くないなと思います。

 

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最近では、先日打ち合わせした、ボタニカルダイとのつながりにも興奮を覚えつつ。

 

 

とても広ーい分野をカバーしているバイオの世界。

 

 

とりあえず、実験室いって、実地はじめたい。

 

  

あまり、難しがらずに、飛び込んでみたら、ファッションに向き合う姿勢も変わるかもですよ。 

 

 

ご興味ある方はぜひ。

 

 

そんなこんなで、デニムラン尾道の動画 完成しました!以下より是非。

 

 

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

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